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コンタクトレンズの洗い方は使い捨てレンズに必要ありません

日本は3人に1人が近視と言われるくらいの近視人口の多い国です。現在はIT機器の普及により、視力低下の低年齢化も深刻な問題となっています。視力が悪くなると、視力矯正のためにメガネをかけなければなりません。

ひと昔前のメガネは、厚みのあるガラスレンズにそれを支える頑丈なフレームで、重たいイメージがありました。後にプラスチック製のレンズが開発され、重いレンズの悩みは無くなったものの、厚みは逆に増えるのが難点でした。そんな中登場した圧縮レンズは、そういったイメージを払拭させる大きな要因となりました。屈折率の高いレンズは、端が厚くならず、軽くて付け心地がよくなりました。近視用だけでなく、遠近両用のレンズもあるのはその世代にとってもありがたいことです。レンズに加え、フレームも軽量で、形状記憶素材のものが主流になりました。樹脂素材のものも人気があります。また、勤勉で真面目なイメージを思わせないようなポップで可愛いデザインや色合いの物もたくさん売られるようになりました。メガネを壊しがちな子どもにとっても壊れにくく、破損してもガラスが飛び散るような危険性が少ないので、親も不安材料が減ると思います。しかし、国産のメガネは高品質でありながら、高価格であり、容易に何本も買うことはできない人が多かったと思います。しかし近年、韓国メーカーのメガネが国内でも売られるようになり、1本数千円程度で作ることができるため、単なる医療器具としてではなく、ファッションの一部としても楽しめるようになりました。また、以前は処方箋がないとメガネを作ることができず、病院に行く手間等、メガネ1本作るにしても一苦労でしたが、最近ではメガネ屋の店内ですぐに視力測定ができ、その分仕上がりも早くなり、急いでいる人にとってはありがたいサービスになりました。

一方、メガネよりも素顔の方がきれいに見える、視野が広くなる、温度差によるくもりの解消、接触による破損を避けたいときに便利なのはコンタクトレンズです。コンタクトレンズは、眼球に直接度数の入ったレンズを装着するもので、ハードレンズとソフトレンズの2種類あります。ハードレンズは酸素を透過させる特性を持ったプラスチック製の硬いレンズです。酸素の透過率は価格に比例し、種類もソフトレンズよりは少ないですが、乱視や遠視、遠近両用などの矯正力はソフトレンズよりも優れています。ソフトレンズは、水分を含んだ柔らかい素材のプラスチックレンズです。種類はハードレンズよりも多く、便利な使い捨てタイプもあります。うっかり落としてしまった時も安心ですし、途中で度数が変わっても随時変更がきくのが利点です。処方箋があれば通販で購入できることも便利な点です。しかし、眼とレンズの間に異物が入ったとき、感知しにくく、気づいたときには重症化していることや、眼の病気になったときの自覚のしにくさが難点のようです。眼の安全面からではハードレンズの方がよいと言えます。また、度数が入っておらず、黒目を強調させるおしゃれ目的のコンタクトレンズも売られるようになりましたが、医療器具ではないため製造上での規定がなく、衛生面、素材の安全性などが問題として取りあげられたことがあります。信頼のおけるメーカーから購入する必要があります。

お手入れの仕方については、ハードレンズの場合、専用の洗浄液をレンズにつけて、指先の腹の部分でこするように洗い、レンズケースにタンパク質分解酵素を含んだ専用の保存液を入れて保存します。洗浄液には保存液も兼ねられる便利な洗浄保存液もあります。一方ソフトレンズは、ハードレンズと同じような洗い方では洗えません。そのレンズに適した専用の消毒剤で洗浄、殺菌するのですが、洗いすすぎに水道水は使えず、専用のすすぎ液でなければなりません。ハードレンズと同様こすり洗いをしますが、レンズ自体が柔らかいため、洗っている途中に破れたり、指に貼りついてしまったりして扱いにくいこともあります。そういった点から、使い捨てレンズはとても扱いやすく、衛生管理においても安心できます。